初恋ディジー

「プロポーズ?!」

と二人が声を揃える。


「裕樹さん、すっごくカッコよかったの。

“俺とそろそろ結婚する気ない?”って……ドキドキしちゃったよ」


「嘘、マジ?!私、そんなこと言われたらノックアウトだわ」


さくらちゃんが興奮気味にそう言った。


「それでね、二人も初恋同士だって言ってたのを思い出して、二人みたいにあたしもなれたらいいなーなんて思っちゃって……」


「――なれるんじゃない?あんたと榛名ならさ。だって二人強く想い合ってるし」


「……だと、いいな」


そう思った矢先にポケットの携帯が震えた。
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