モラトリアムを抱きしめて
「やっぱり私……」

「ん?」

急に喋りだした私の涙を夫がそっと拭ってくれる。

「甘やかしてしまうかもしれない」

「いいじゃん、それで」

「何でも買っちゃうかも」

「頑張って稼がないとね」

「ふふっ」


二人で手を重ね、お腹に優しく触れると、ほんわかと温かい血を感じた。





【おわり】



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