僕達は恋をした。


「さっきのどうゆうことだよ!」


更衣室で俺と背中合わせのヨウに聞いた


「どうゆうこと、ってそのままじゃん?」


慌てる様子もなく、冷静にカッターシャツを脱ぐヨウ
派手に大きくロゴが書いてあるピンクのTシャツが顔をだした


「リキにコウを取られたから、ヤキモチか何か妬いてるんだろ?」

Tシャツも脱ぎ捨てると、今度はヨウの肉の少ない、筋肉質の体が顔を出した
そのままTシャツを丸めてロッカーの中に投げ入れる


「残念。ミーを騙すことが出来ても、俺は騙されないから」


チラッと俺を見たヨウと目が合うとヨウは控えめに笑った
その表情と言葉に何も返せず、ヨウの顔を黙って見つめるしか出来なかった


「何年一緒にいると思ってんだよ。親友だろ?」

「‥ヨウ。」

「コウは、どう返事したのかな〜」



そうだ。
コウは一体、リキにどう返事したのだろう?


「って、ヨウ!早くしねぇと授業始まる!!」


気付くとすでに着替え終わってるヨウ。
俺は、カッターシャツを脱ぐ途中で止まってた


「‥‥やべぇ!!!」

そんな時、
授業が始まるチャイムが鳴り響いた。



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