僕達は恋をした。
「おー、リキ!!いいけど」
何か分からずもコウは焼きそばパンを口の中に押し込んで立ち上がった
「ちょっと行って来るね!ミー悪いけど間に合わなかったら焼きそばパン達よろしく!!」
「わかったよ〜」
さんきゅ!と手を上げて力斗の後を走って追いかけて行った
「どしたんだ、リキ」
俺の横のヨウが、コウの後ろ姿を見てからうどんの汁を音をたてて飲み始めた
「告白じゃない?」
ミーの一言で、ヨウの口の中に入っていた汁は空中で噴いた
「ちょ、ヨウ。汚いよ!!」
ヨウが噴いて机の上に溢れた汁をミーは置いてあった布巾で拭いた
俺は横でむせてるヨウの背中を擦った
「そんなにびっくりしなくてもいいじゃない」
机の上を拭き終わったミーは呆れながら水の入ったコップをヨウに渡した
それを勢いよく飲み干すヨウ
「普通、驚くだろ!!」
「結構前から有名だったけど?知らなかった??」
弁当をまた食べながらミーは言った
「‥何が?」
俺は何であのとき、聞いたんだろう
「力斗君が、コウのこと好きなこと」