雲
☆★始まり★☆
ピ‐…


外ではグランドでサッカーをしている生徒。
それを自分の席から眺める俺。

「咲、今日の学食ぉごりなぁ」

‘咲’とは俺の名前。俺は岩本咲斗。
そして、
何故か授業㊥に勝手なコトを言い出すこいつは、俺の親友の石野泰青。
俺が唯一心を許せる奴だ。

中学に入った頃はじめて声をかけてきたのが泰青だった。
それからは、中学3年間同じクラスで高校に入った今もまた同じクラスだ。いわゆる腐れ縁ってやつ。

「おぉ-ぃ。咲ぅ-。聞いてんの?ぉい!!」

ヤバ・・・・・・自分の世界に入り込んでたw汗

「ん-・・なんだっけ・・・?」

「だぁ-かぁ-らぁ-今日の学食ぉごりなって話しだよ」

またまた勝手なコトを・・・・

「なんでそぉなんだよ。俺、金持ってねぇべ」

「はぁ-!?何言ってんの??お前こん前言ったやん!!塚、覚えてなぃん??!!」

・・そんなコト言ったっけ・・・・?言った気もしなくはなぃけど―。

「まぁいぃか。でも俺、金持ってねぇから焼きそばパンくらいしか買えねぇけど」

“モチ”と親指を立てる泰青。
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