NObody
走り切った後、再び汗が滲み頬をつたう。
若かったあの頃とは違い、呼吸が乱れて中々戻ってくれない。

神社を通り過ぎ、左手に見えて来る車屋さんを右に曲がると
忘れもしない
君の家。
何度も、何度も告白をしようと向かっては足がすくんで立ち止まったこの場所

表札には「水野」の文字。
この呼び鈴を押せば…君に会えるのかな

会えたら…話したい事がたくさん
たくさんあるよ。
いやでもまずは…好きって言わなくちゃ

届きますか?あなたに…


私は震える指を必死に真っ直ぐに伸ばし呼び鈴を押す
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