いつも突然な君《番外編》
美味しそうなシフォンケーキを、フォークに一口分刺して口へ運ぶ
「…美味しいっ!」
味も最高だった
「そう言ってくれると嬉しいな。こっちも開けていい?」
っと、鳥居くんは私のあげたチョコを指さす
「いいけど…そんなにすごい物じゃないからね?期待しないでね」
私がぶつぶつと言っている間に、鳥居くんは包みを開いた
「生チョコだ。美味しそう」
そして、鳥居くんの口に一粒の生チョコが入る
どうかな?
私はドキドキしながら、鳥居くんの言葉を待つ
「うん。美味しい。ビターチョコだ」
指に付いたチョコをペロリと舐めながら、言ってくれた
嬉しすぎて、死んでしまいそう…