いつも突然な君《番外編》

「…私、鳥居くんの好きな人って美羽ちゃんかと思ってた」


私が思ったことを口にすると、鳥居くんは笑顔で言った


「まぁ、美羽ちゃんも好きだけど」


はい?

何、今の軽い二股発言

私が驚いていると、鳥居くんが少し意地悪く笑って言った


「勿論、可愛い妹としてね?…そんな顔しなくても、俺の一番は君だよ…アスミ?」

「?!!」


な、名前で呼ばれた?!

一瞬、心臓止まった気がしたよ?!

今なら、キュン死できる気がするよ?!

いやぁ!
熱いっ!顔が熱いよ!
きっと真っ赤だよ!


っと、私は1人でプチパニックだ

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