2番目の恋人
「や、ヤだよっ!なんであたしが!!」
「タバコ、やめさせたいんじゃなかったのか?」
「だ、だからって……」
――チュッ
「んっ……」
「莉緒も俺とキスしたいだろ?だからラッキーじゃん」
「なっ///」
あたしがいつ、そんな事を言ったのよっ!!
「したい、だろ?キス」
く、悔しい……
悔しいけど………
「したい、です……」
「ふっ、可愛い」
あぁ―…この笑顔にはやっぱり弱い……
「んっ……はっ、んぁ……」
唇の重なりが、あたしの理性を壊していく。