2番目の恋人


「や、ヤだよっ!なんであたしが!!」


「タバコ、やめさせたいんじゃなかったのか?」


「だ、だからって……」



――チュッ



「んっ……」



「莉緒も俺とキスしたいだろ?だからラッキーじゃん」


「なっ///」



あたしがいつ、そんな事を言ったのよっ!!



「したい、だろ?キス」



く、悔しい……


悔しいけど………



「したい、です……」


「ふっ、可愛い」



あぁ―…この笑顔にはやっぱり弱い……



「んっ……はっ、んぁ……」



唇の重なりが、あたしの理性を壊していく。



< 143 / 339 >

この作品をシェア

pagetop