2番目の恋人


“それね”みたいな顔をする。



「莉緒がナガレに言った言葉でだいたい分かったんだよ。どうせナガレのヤツ、俺の代わりになるって言ったんだろ?」


「えっ……どうして……」



“分かるの?”と言おうとして、やめた。



だって、皐の瞳が“分かって当たり前だろ?”って言ってるような気がしたから……




「で?莉緒。」


「ん?」


「何で、“ナガレくん”なんだ?」


「は……?」



ナガレくんはナガレくんでしょ?



「あいつの名前、教えたよな?」


「え?畑中ナガレくんでしょ?」



あれ?もしかして間違ってた……?



「そう、“畑中”ナガレだ。」


なんか今、異常に“畑中”を強調されたような……



「あ、あの……何がそんなに気にくわないの……?」


「はあ!?ここまで言ってるのに、まだわかんないのか!?」



「なっ!!わかんないものはわかんないよっ!!」




この俺様、どうにかしてっ!!



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