2番目の恋人


「なぁ……」



そんな中、口を開いたのは皐だった。


「俺さ、なんか今分かったんだけど…」


「は?」



分かったって、一体何を?


「初めて莉緒と会った時になんか不思議と気になったんだよな―…。それが分かった気がした」


「………」



ジッと見られる瞳。



そんな瞳にドキッとした。


「莉緒、寂しいんじゃない?」


「……え」



寂しい……?



あたし……が?




「そんなわけ……」



だって、ずっと1人だったんだよ?


「もう慣れたし……」



慣れたんだよ?



1人で食べるご飯も。



1人で過ごす家も……




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