2番目の恋人


そう思いながらそう伝えると、皐はただ「ふっ」と笑みを見せた。



なんでだろう……


なんで………



涙が出そうになる……



「ありがとう。莉緒」


「っ……」



あぁ、わかった………


皐のこの瞳だ。



優しいけど、奥深い瞳……


「なんで……そんな目をするの……?」


「え?」



もう全てを諦めたような、そんな瞳。


「莉緒、ごめん……」


「っ……なんで謝るの。」


「だって…莉緒、泣きそうだから。」


「っっ……」



< 71 / 339 >

この作品をシェア

pagetop