ぼくらのハーモニー Ⅲ

13 ryota kurihara

「もしも・・・し。」

『はい。どなたですか?』

「・・・・涼太です。」

『・・・あ。え?』

「栗原涼太です。」

『・・・涼太。・・・あ!涼太ね!』

忘れてたんか!

『どした?てかなんで番号知ってる?』

「あ、お姉ちゃんが作曲したやつの」

『あぁはいはい。それね。懐かしい~』

「てかお姉ちゃんいまどこ?」

『大阪。』

「お・・・・大阪?!」

『ちょーぴりだけど喋れんだよ!』

「そんなこといいけど、俺できたよ。」

『ほー。何が?』

「・・・曲。」

『おぉ・・・』

「メールで送っとくね。」

『おお。』

「じゃ。」

『おぉ。』




最後おおしか言ってないような・・・。
< 97 / 114 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop