ぼくらのハーモニー Ⅲ
13 ryota kurihara
「もしも・・・し。」
『はい。どなたですか?』
「・・・・涼太です。」
『・・・あ。え?』
「栗原涼太です。」
『・・・涼太。・・・あ!涼太ね!』
忘れてたんか!
『どした?てかなんで番号知ってる?』
「あ、お姉ちゃんが作曲したやつの」
『あぁはいはい。それね。懐かしい~』
「てかお姉ちゃんいまどこ?」
『大阪。』
「お・・・・大阪?!」
『ちょーぴりだけど喋れんだよ!』
「そんなこといいけど、俺できたよ。」
『ほー。何が?』
「・・・曲。」
『おぉ・・・』
「メールで送っとくね。」
『おお。』
「じゃ。」
『おぉ。』
最後おおしか言ってないような・・・。