私と彼の歩く道


「へえ~。こんなお店あったんだ」


フラフラと、吸い込まれる様にお店に入ると、


「いらっしゃい」


鼻ピアスに、髪を逆立てたお兄ちゃんが出てきた。


「あっ、こんにちは」


マズイ。


かなり、場違いな場所に来たかも…。


引き返そうかな?


そう思った時だった。


「あっ!?」


ショーケースに、懐かしい指輪が、飾られているのが目に入った。




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