気づくのが遅すぎて....
近づく2人

最初にアプローチをしたのはクラスの飲み会からだった

カノジョが途中で帰ることになり
ぼくは駅まで送ろうとした時のこと

人混みが多かったのでなにげなく手を繋いだことだった

後からどんな思いだったか聞いてみたら
嫌ではなかったが、少し戸惑ったと言っていた(苦笑)

それから学校から帰るときにもう一度手を繋いだ
その時は春だったが夜になっていたから少し寒く
カノジョが冷え性であまりにも手が冷たかったからだ

次の日にもう一度手を繋ごうとしたが
別の友達とも一緒に三人で帰ることになったので
手を繋ぐことは無理だったが
三人ともバイバイした時のその後に
メールが来て

今日も手が冷たかったから繋ぎたかった

というメールがきて
ぼくはとても嬉しかった

ただそれでもカノジョの本心がわからなかった

それは最初にでてきたカノジョが好意をよせてた男が原因だったからだ

別の講義室で授業が終わるときから休憩時間に本教室に移動の時に
カノジョは何回もそのヒトを待っていた

ぼくがアプローチをして近づいても
あちらも近づいている

ただ単に仲がいいのかそうではないのか
その時は全くわからなかった

ただ早めに決着をつけようと
カノジョにデートを申し込みOKをもらい

当日に一日中カノジョと手を繋いでデートをした
もうカップルみたいと2人で笑ながら話したが
ぼくが告白をするのは二回目のデートに決めていた
最初のデートで反応を見ておきたかったのもある

そして二回目デートの申し込みをして
告白しようと決めた場所がディズニーシーだった

当日そこでも手を繋いでデートをし
確信ができ、プレゼントにダッフィーをあげて告白をした

カノジョはうなずいてくれて
ぼくとカノジョは初めての彼氏と彼女ができた日だった

失敗があるとすれば
夜にシーで告白するタイミングがなく
結局はカノジョが乗る電車を待ってる間にホームで告白するしかなかったことだろう(苦笑)


だけど

ぼくとカノジョは恋人になった
人生最高と呼べる日になった

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