先生と個人授業と恋愛事情
挨拶したあとお菓子類を置いてきたのでコーヒーをいれている。
「廉君はブラックコーヒーでよかったはずだったよな。
どうせ家の家賃払ってなかったから家のもの不動産屋から渡されて俺の家にしばらく泊めるんだよな」
「蒼に話すと先読みしてくれるから話す手間が省けてラッキーだよな。
俺の家半ば家から一人前になるまで帰らないって飛び出したから帰りにくいんだよな」
「おまえの親めちゃくちゃ怒ってて俺家に泊めてたから就職を機会にマンションに住んでるんだ。
おまえのせいで仕事見つけるの大変だったんだからギリギリで決まったんだぞ」


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