先生と個人授業と恋愛事情
初めてきいた蒼の苦しみや悩みを葵は黙って抱きしめた。
『私は先生が勝って戻って来るって信じてるから好きな人を信じるよ。
勝負の日は必ず応援にいくから私は先生がいいんだから忘れないでよ』
そのあと廉が咳ばらいをするまでいちゃついていたのでそれから家に帰ることになった。
「蒼が選んだ人が葵さんでよかったよ。
僕は葵さんが気に入ったから反対されても応援するつもりだよ」
「ありがとう廉君」


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