俺と先生のイケナイ関係
「大丈夫大丈夫♪」

「そう言ってさっき落っこったんだろ(汗)」

「大丈夫だよ♪慎重に降りれば平気だっ………うおっ」





ゴボコボゴボ……


!!!


ゆっくりと俺から離れてた澤田は、静かに海に沈んでいく。

俺はさっきと同様に海に潜り、澤田を抱えた。





「ケホッ……」

「だから言ったのに(汗)」

「目痛ーいっ!化粧崩れた!最悪っ」

「はいはい。これでわかっただろ。足がつくとこくらいまでは、このままでいろ」

「…はーい」


そう言って、俺にぎゅっとしがみつく澤田。




澤田の肌はツルツルしていて…

髪からは、いい臭いがした…







「…ここまでくれば平気だろ」


しばらく澤田を抱えて砂浜の方に向かった俺。

澤田の足がつくくらいのところまで来たので、俺にしがみつく澤田に声をかけた。




「また溺れんなよ」

「大丈夫だって!今度は絶………きゃっ」


澤田を急にからかいたくなった俺は、澤田が降りる前に澤田を抱えている腕の力をゆるめた。

もちろん澤田は、海に落っこちそうになる。
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