俺と先生のイケナイ関係
「バカ!」

「……ぷ」


本気でビビっていた澤田。



澤田もこんな一面があるんだと、ちょっと意外な発見だった。






「ちょっともうふざけんのやめてよねっ」

「……さあね」

「次やったら怒るからね!本当にやめ・・・!」


その時…ふと澤田と目が合った・・・



一瞬……俺たちだけ時間が止まる・・・

こんな近くで澤田を見るのは初めてだ……


澤田だってそう…

きっと俺と同じこと考えてる・・・



そんな顔してるし……








「な、なに見てんのよ…」

「………」


そう言って、ヒョイと俺の腕から降りる澤田。




「へーんだ♪ちゃんと降りられたもんねーだ」

「………」


いつもの澤田だ。

止まった時間が、ゆっくりと動き出す……





「そろそろ戻ろーか?のど乾いちゃった〜」

「……うん」


俺は澤田と俊也たちがいる砂浜に向かった。


腕にはまだ、澤田を抱えた時の感触が残っていた…
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