俺と先生のイケナイ関係
俺も体をグーンと伸ばし、残りのタバコを吸い火を消したあと、助手席のドアを開けた。

すると…






「ねぇ…」




助手席のドアを開け、乗り込もうとした時…後ろから舞の声がして、振り返ると舞が立っていた。





「びっくりした…脅かすなよ」

「…帰りは私、こっちの車の助手席に乗ってもいい?」

「え?あ、ああ…」


ニコニコと笑いながら言う舞。

俺はドアにかけた手を離し、車から少し離れた。





「ありがとう」

「う、うん…」


笑顔でそう言って、舞は助手席に乗り込んだ。




なんなんだあの笑顔…

こわ(汗)







「あはは」




車の後部座席に乗り込み、楽しそうに話をする澤田と力。

なんだか二人に入っていけなかった俺は、近くにいた俊也たちのところへ行き、しばらく雑談した。
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