俺と先生のイケナイ関係
澤田の後ろの席に行こうと思ったけど…

荷物が多すぎて、座れそうにねーや・・・


前の席は、力が寝ちまってるし…

……しゃあねーか。




俺は澤田の隣に少し感覚を開けて座り、さっき買ったコンビニの袋から缶コーヒーを取り出した。






「あ、私もなんかちょーだい」



携帯をパタンと閉じ、俺の足元にあるコンビニの袋を指差して言う澤田。






「もうビールねえぞ?」

「わかってる〜ってか、もうビールはいいや(汗)」

「朝から飲んでるもんな…(汗)」

「…うん。さすがに飲みすぎだよね(汗)」


そう言って澤田は、コンビニの袋からペットボトルのレモンティーを出した。





やっと澤田の顔、まともに見れた……


さっきはなんだったんだ?



自分が謎。





「出発しちゃっていいのかな〜?」




すると、運転席からクルッとこっちを向いて言う代々木さん。




「ああ、俊也たちの車ももう出るって言ってましたよ」
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