俺と先生のイケナイ関係
俺がそう言うと代々木さんは「了解」と言って車のエンジンをかけ、車をゆっくりと走らせた。







ブォォ――ン……



「あはは」


海を出発してからしばらくたった頃…力は相変わらず夢の中。

隣にいる澤田は、レモンティー片手に窓の外を見つめている。


盛り上がっているのは、前にいる代々木さんと舞。







「ねぇね…」




すると隣にいる澤田がタバコを口にくわえながら、俺のポケットに手を入れてきた。





「…ライター?」

「…うん」


俺は反対側のポケットからライターを出し、澤田に渡す。




「ありがと」


澤田はライターでタバコに火をつけ、ライターをポケットに戻す。



俺もタバコ吸お…


タバコを口にくわえ、俺は今澤田がポケットに入れたばかりのライターを出して、タバコに火をつけた。







「ねぇ…あの二人って・・・付き合ってんの?」


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