俺と先生のイケナイ関係
そう言って、タバコに火をつける澤田。

俺は助手席から様子を見ていた。





「いえいえ。でも運転大丈夫ですか?酒飲んでましたけど…」

「平気平気♪帰りの車でぐっすり寝て、酔いなんかさめちゃった!それよりも…お二人さんはこれからデート?」


ニヤニヤして代々木さんと舞を見る澤田。






「い、いやっ…これからこいつを家まで送ろうと……」


顔を赤くして言う代々木さん。

舞も目を泳がせて、顔を赤くしている。






「真面目ね〜若いんだから、その辺のラブホで一発ヤってから帰るくらいしなさ………っぶ!」


澤田の口を押さえる俺。





「じゃ、じゃあ代々木さん。失礼します…」


助手席から代々木さんたちに手を振り、運転席のドアを閉める俺。

代々木さんは「あ、ああ…」と言って、手を振った。






「な、なにすんのよ!」


ベシッ




「いて」


澤田に腕をたたかれる。
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