俺と先生のイケナイ関係
考えても考えても…答えは見つからない。

また最初に戻って、また同じことを考えてしまう。


本当に恋愛ってめんどくせえ…









「じゃあな」

「またね」

「うん」


ファミレスで飯を食い終わったあと、力と俊也と別れ電車に揺られ家に帰宅した俺。





帰りの電車の中で考えることは、やっぱり澤田のことだった。


待てよ。

そういえば…


俺は忘れていた記憶を思い出していた。




澤田が俺んちに居候してきたあの日…澤田のことをまだよく知らなかった俺は、澤田が赴任してきた時にくれた、自己紹介が書いてある紙を読んだよな…?

確かあれに…理想の男性のタイプは?みたいなことが書いてあって・・・

澤田のやつ…“年上”って書いてなかったか?






「…………(汗)」



遠山ってゆうあの男…どうみても澤田より年上だよな?

それに名前は忘れたけど、前に澤田が好きな俳優にもちょっと似てるような気も…(?)




俺は自宅のキッチンでタバコを吸いながら、ガクッと肩を落とす。





本当誰なんだよ遠山っ!
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