俺と先生のイケナイ関係
「ちょっと!横山くんから離れろ!!」


姉たちにケリを入れる澤田。

そんなことを数十分繰り返し、やっと3人を落ち着かせた俺。






「…私たちをしばらくおいてください」

「迷惑はかけません…」


髪や服が乱れた状態で言う姉たち。





「だからダメだっつーのっ!」


同じく髪や服が乱れている澤田。






「私は別に美紅にお願いしてるわけじゃないもーん」

「横山くんにお願いしてるんだもーん」


姉2人は、ムカつく顔をしながら口をとがらせて言った。

その様子を見て、澤田は更にイライラした様子。




やべえな。

このままじゃ、また澤田に火がつく…






「ね?横山くん…」

「お願い〜」


俺に頭を下げる姉たち。

しばらく沈黙が続いたあと…




















「…いいですよ」
< 298 / 420 >

この作品をシェア

pagetop