‐NAIAD story‐
ミリアは一時間以上荷物を持たされて、やっとグルドの命令がとかれた。
「し、しんどっ!!!」
「お疲れ様!」
「もう無理…。」
「…。まぁ体力ついたんじゃないか?」
「俺ちょー楽だったぜ!!」
「はぁ……。じゃあ次遺跡見に行こっか。」
「クーダル遺跡の事??」
「うん。あそこにはクーダル国があった跡が沢山あるからね。」
「ミリアって勉強熱心だな!」
「まぁ誰かさんと同じ馬鹿になりたくないしな。」
「誰かって……、俺かっ?!」
私は歴史は好きな方だ。
自分が生まれた地。そのことを詳しく知りたい。
この大国がどのように進化したのか。意外とそういうものにも興味がある。