‐NAIAD story‐

「守護の神よ、我に力を与えたまえ!<シールド>!!!!」

「悪魔に近し神よ、我に力を与えたまえ、<スリップ>。」

2人は続けた。

「守護の神よ、我に力を与えたまえ!<アクアバリア>!!!!」

「悪魔に近し神よ、我に力を与えたまえ、<シールドブレイク>。」

アクアバリアは水属性魔法の技のダメージを軽減させてくれる。

シールドブレイクは相手に与えるダメージが増える。

そしてミリアも召喚した。



「いと高き水神よ、我に力を貸し、我に力を示せ!水人魚『マデュウス』!!!」



どこからか歌声が聞こえた。

ミリア達の前に現れた。

「マデュウス。貴方の歌を聞かせて。」

マデュウスは歌い始めた。

この歌は『人魚の聖歌』だ。

鋭い水の刃がナイアスに向かって飛んだ。

勢いよくナイアスに刺さったが、平気そうだ。

ナイアスは手のひらに小さく息を吹きかけた。

すると、手のひらに水瓶が現れた。

それをマデュウスの方へ傾けた。

ム水瓶の中から大量の水が流れだした。

『水瓶』だ。水瓶から無限の水がでる技だ。

マデュウスと共にミリア達も流された。

「びっしょびしょ……。」

「アクアバリアしててよかったぜ…。」

「……。俺も魔法で援護する。」

「ありがと…。」

マデュウスとナイアスは睨み合っている。

女同士の戦いだ。

女の戦いは怖い…。







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