ツンデレの涙
「信じられないっ!アタシだって忙しいですっ!!」
「はぃはぃっ」
またも高い位置から髪をグシャグシャにされた。
くやしーーぃ!なにそれ!
あんまりにも頭にきたから悠斗のおしりを横キックしてやった!
「いたっ!いたいっ!」
笑いながら悠斗は逃げる。
また逃げるんですか?
まだ怒りは治まってませんよ?
そして今は・・・
シラフなんだよ悠斗君。
タタタタタタッッッ!!!!
「まてっ!ゆうとーーー!!」
「うわっ!きた!」
まるで・・・いやマジで鬼ごっこ。
もぅっもうっ!馬鹿にして!
やっと捕まえた悠斗の頭をポカスカと叩く。