Rose of blood *short story*
『相変わらず散らかってるな』

『散らかってるだけで汚れてねぇから好きなとこに座んな』



好きなとこにと言うが、この散らかりようだとまともに座れるのはソファーの上くらいだ。


ジオラの部屋は室内のはずなのに、旅をしていた時の名残が残っている。



『ほらよっ』

『…相変わらず不味い』

『ガハハハ!!お前の舌はまだまだガキの頃のままで、成長しねぇな!!』



ジオラの作るご飯は美味しいと思うが、コーヒーだけは何度煎れてもらっても不味い。


自分の味覚が可笑しいのか…とも思うが、聞く相手もいない為分からない。



『最近料理がいつも同じだな』

『話ってそんな事かよ!!他の奴らからも言われててよ、新しい料理を考えてみたんだが、こんなんどうだ!?』



ジオラから紙を受け取り、書いてある内容を確認した。






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