欲望チェリ-止まらない心
だけど…


ふいにひー君があたしの手をとった。


そしてそのまま、さりげなく交差するあたしとひー君の指。



ドッキン!!






「お腹すかない?…なんか食べよっか」


ひー君はあたしを見ずにそう言った。


「う…うんっ///」


あ…声が裏返った!



そんな上ずったあたしの声に、ひー君は小さく笑みを見せた。





そして


あたし達はポテトを半分こしながら家路についた。





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