黒猫は野良猫★



玖音は僕の声が聞こえたみたいだ。



「‥は?」



玖音は意味が分からないという顔をした。






‥まぁ

そうだよね



でも僕は嬉しいんだ‥


玖音に殺されることが。






「…浬音?お前‥何を隠してるんだ?」



玖音は僕に尋ねる。




言わないよ…


玖音は‥


知らなくていい
< 228 / 233 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop