夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】
バスまで行くと、バスとその運転手さんに挨拶してからバスに乗り込む。
あたし達のバスには、女バスと男バスの後輩が数人、それからおなじみの男バスの3人が乗った。
席は一番後ろから2番目の左側で、あたしはるぅの横、窓側に座る。
あたしの後ろは一番後ろだから5人席で、真後ろにはユリさん、その横にカノ、ハル、無理矢理後輩の所から連れられて来られたなっちゃん、えいちんの順で並ぶ。
えいちんの真ん前はサイで、そのよこがゆぅだ。
後輩達はそれよりも前の席に座っていて、ここだけで最早話を始めていた。
あたしは体を反対向きにして椅子の上で立膝をすると、後ろに体を乗り出す。
ユリさんはそんなあたしに危ないよ、と注意するけど、直さないあたしに何も言わなかった。
バスを走らせて目的地へ向かう中、バスの中は大盛り上がり。
芸能人のあの人がカッコいいとか、持ってきたカメラで変顔撮影会をしてみたり。
きっと、試合の緊張をふざけて和らげてるんだと思う。
それは、あたしも一緒で。
「あーち、歌いまっす!!」
と言って、大声で“踊れポ○ポコリン”をふざけながら歌った。