夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】
試合会場である体育館へ着くと、空気は一変、緊張に変わる。
でも、それは一瞬だけで。
すぐに柔らかな空気に変わった。
バスから降りてバスと運転手さんに挨拶すると、男バスから先に体育館へ入る。
男バスが挨拶して入ったのを見計らって、女バスのあたし達も出入り口にズラッと並んだ。
出入りの人の邪魔にならないように、早く並んで!とユリさんが声を掛ける。
並んだのを見て、ユリさんが声を張り上げた。
「気をつけ、礼!!」
「おはようございます、お願いします!!」
精一杯の声で挨拶して、顔を上げる。
試合会場は、最近出来た大きな体育館で。
その綺麗なホールに、一歩足を踏み入れた。
【愛海side.end】