夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】
【英side】
「アハハッ!!んもぅ、冗談に決まってるじゃんかぁー!!あー、みんなの顔、超ウケるぅ~!」
あたし以外のみんなの目が点と化す。
あたしはと言うと、やっぱりなぁ…と呆れた目を向けてるんだと思う。
愛海のあんな演技に奏音まで騙されるとは…
と思いながら、コートの方に目を向ける。
男バスの奴等の使うコートは今いる位置の真ん前で。
もうコートに出ようとしている。
「…おい、試合始まる」
「あ、ホントだぁー!試合見よっ!…あ、罰ゲームは誰よりも大きい声で応援すること、だよ♪わかったぁ?」
愛海がそう言うと、最下位の後輩は「ハイッ」とニッコリ笑う。
それにつられて笑うみんなを横目で見ながら、試合に目を向けた。