新撰組恋絵巻(完)




決して裕福とは言えなかったけど、幸せな毎日だった。







村人が私達の家に火を放つまでは―。








「その火事のせいで両親は死んでしまい、私だけが生き残ってしまった」








それは今から十年前のこと。










村人を恨んでいないと言えば嘘になる。








だけど不思議と復讐心は沸いてこなかった。








それは私が半妖である故かもしれない―。









「その後は父様の弟子が私の面倒を見てくれたの」







「………」




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