ほすぴたる
「ちょっと中谷先生に聞いてくるわ」
そう言って私は席を立った
中谷先生はまだ若い女医で今日の幹事
中谷先生はビール瓶を片手に色々な所をまわっていた
「あのーすいません」
一瞬の隙を見て話しかけた
「はい?」
「新人の河原ですけども、今日出し物をやらせていただくという話、ご存知でしょうか?」
「あーはいはい。お願いします。」
「時間は何時からはじめさせてもらったらよろしいですか?」
「半くらいでお願いします。」
「わかりました。」
「楽しみにしてますから。」
そういってにこやかに先生はまたビールつぎに回っていった
半ってもうやん!
と、思いながら音源担当の研修医とリハビリの新人のとこへ行った
「ねぇ、リハビリとうちらどっち先に出し物する?」
外科リハビリ新人澤田
その他2人
だってうちの病棟には澤田しか来てへんから名前しらん(笑)
あとの2人はそのうち病棟に回ってくる新人らしい
研修ではみたことある顔(笑)
「俺ら先やってもいいよ」
「ホンマ?ほなお願い。ちなみに何するん?」
「漫才とか。何するん?」
「会いたかった踊る。」
「そのあと漫才はやりにくいから先で(笑)」
「了解っす。半からなんで。」
「もぅやん。」
「もうなんで。よろしく〜」
そう言って席を立つ
そして近くにいた研修医にも時間を伝える
「それがさ〜ハプニング」
研修医にいきなりそう言われ何かと思ったら
「電波がないのかパソコンの回線が…音が…」
え…まぢで?