永久の灯火†久遠の祈り
さらに歩くこと数分。
莉人とレオはやっと寮に辿り着いた。
目の前に聳えるのはお屋敷。少しばかり古びてはいるが、金持ちが好んで住んでいそうな豪邸だ。
「うわー、こっちは豪邸かー」
莉人は建物を見つめたまま立ちすくんでいた。
先程出てきた校舎の外観は予想通り古城だった。
そして次はお屋敷。
住宅街で育った莉人にとって珍しい以外の何物でもなかった。
「夏木さんですね?」
未だに唖然としている莉人の前に一人の少女が現れた。
お屋敷の中から出てきたのは色白の肌に深緑の瞳が印象的な小柄な少女。少女はゆっくりとした足取りで莉人に近づく。
少女の肩の辺りで切り揃えられたピンクブラウンの髪が風に靡く。
見とれている莉人の前で足を止めた少女は優しく微笑んだ。
「初めまして。女子寮長、楠木紗奈(クスノキサナ)です」
少女そう言って右手を差し出した。
「夏木、莉人です」
莉人は遠慮がちにその手を取り握手を交わした。
「では中に入りましょうか」
紗奈は柔らかく微笑み、お屋敷の中へ入るように促した。
莉人とレオはやっと寮に辿り着いた。
目の前に聳えるのはお屋敷。少しばかり古びてはいるが、金持ちが好んで住んでいそうな豪邸だ。
「うわー、こっちは豪邸かー」
莉人は建物を見つめたまま立ちすくんでいた。
先程出てきた校舎の外観は予想通り古城だった。
そして次はお屋敷。
住宅街で育った莉人にとって珍しい以外の何物でもなかった。
「夏木さんですね?」
未だに唖然としている莉人の前に一人の少女が現れた。
お屋敷の中から出てきたのは色白の肌に深緑の瞳が印象的な小柄な少女。少女はゆっくりとした足取りで莉人に近づく。
少女の肩の辺りで切り揃えられたピンクブラウンの髪が風に靡く。
見とれている莉人の前で足を止めた少女は優しく微笑んだ。
「初めまして。女子寮長、楠木紗奈(クスノキサナ)です」
少女そう言って右手を差し出した。
「夏木、莉人です」
莉人は遠慮がちにその手を取り握手を交わした。
「では中に入りましょうか」
紗奈は柔らかく微笑み、お屋敷の中へ入るように促した。