永久の灯火†久遠の祈り
「おっどあい?何それ?」

莉人が首を傾げる。

「左右の瞳の色が違うことだよ。あ、鏡あるよ」

心優は小さな鏡を取りだし、莉人に差し出した。

「……なんじゃこりゃー!こんな色普通ないだろ!」

鏡を見た瞬間、莉人が絶叫した。

何故なら莉人の瞳が、右が緋色、左が翡翠色に変わっていたからだ。

「それぞれの色は普通だよ。オッドアイは珍しいけど」

「いや、普通じゃないだろッ!……ん?ちょっと待てよ。あたしは今までずっと黒い瞳だったんだ。いつからこんな色になった!?」

『学園の敷地内に入ったときだし』

莉人の足元でレオが平然と答えた。

『この学園はユグドラシルの制約を受けないし。だから本来の色が現れるし』

「…………?」

聞き慣れない言葉に莉人の眉が寄る。

それを見た心優が一つ提案した。

「長くなりそうだし、談話室行かない?」

斯くして一行は談話室へ――。



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