天才少年と天然少女
布団に入り、電気を消す。

さっきの行為の疲れか、自然とまぶたが落ちてくる。

目を閉じて、意識を手放すと

夢の中だった。




暗い部屋。
一人椅子にすわって
誰かを待っている。


これは...小さいときの記憶??

ううん。

記憶だけど、私は...
今の私だ。

誰を待ってるの?

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