天才少年と天然少女
「お前さぁ、変わんないな。」

と俺が言うと

「うぅ...。」

とうなる朔に、おれはバンソコをはった。

「ほら。できたぞ。なんかごめんな。こんなファンシーなバンソコしかなくて。」

オレは、自分の持っていた、バンソコをみた。

さっき、指を怪我したとき
女子が2枚くれた、宇宙人?らしきものが描いてあるバンソコ。


「ううん。ありがとう。」

朔はふんわりと微笑んだ。


この顔、すきなんだよな。


なんかどきっとした。
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