STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
相手が小夜子だろうが誰
だろうが、それは問題じゃない。



最終的にはあたしが偽者
だってことはバレるけど、
やましい既成事実がある
ことに変わりはないんだから。



「明日か。

アイツ、どんな呼び出しを
かけてくるかな」



「ホテルとるでしょ。

だって“部屋”って
言ってたじゃん」



あたしは上着を脱ぎながら
冷めた声で言った。



和樹はごくさりげなく
言ってたけど、もちろん
聞き逃しなんかしない。



つまりアイツももう、その
つもりとまでは言わなく
ても、そうなってもいい
準備はあるってこと。


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