STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「……ううん。別にいいけど。

誰、あの人――…?」



聞いていいのかどうか
わからない。



それでも触れないのも
不自然だし、何よりあたし
自身が気になってる。



だから思い切って聞くと、
那智は照れ臭そうに苦笑
しながら、



「あぁ……実はアイツ、
妹なんだ。

偶然会っちゃってな」



「妹………!?」



思わず口を大きく開いてしまう。



那智に妹がいたなんて初耳。



今まで家族構成の話なんて
したことないから、初耳で
当然なんだけど。


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