STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「そんなんじゃなくて。

アイツに汚された体を、
オレがキレイにするってこと」



一瞬だけ唇を話して囁き、
またすぐに激しいキス。


あたしは言葉をつむぐ
余裕もない。



(何言ってんの、那智は。

和樹が触れて汚れたなんて
――そんなの今に始まった
ことじゃない)



それにそもそも、それこそが
那智があたしに命じたこと
じゃない。



それなのに、どうして
こんなこと――…。



「いいかい汐音。

アイツのことは絶対考え
ないで、オレだけに感じて」


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