STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
右腕を押さえる短髪が言う。



あたしが何も答えないで
いると、二人はやれやれと
言うように顔を見合わせて、



「ま、いーかぁ。

んじゃとりあえず小夜子
チャンな。

高瀬さん騙すなんてよく
やるねぇ。オレら軽く
ソンケーしちゃうぜぇ?」



金髪が腰の辺りから何かを
取り出した。



シュルッと音をたてて
伸びたそれは、大きなバンダナ。



「やめっ……!」



叫ぶ間もなくもう一人に
口をふさがれて、あたしは
両手を背中側で縛られた。


そして乱暴に、広い
ベッドの中央へ転がされる。


_
< 277 / 396 >

この作品をシェア

pagetop