STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「那智―――――っ!!!」




――叫んだのと、ほぼ同時に。



閉ざされた空間を外と繋ぐ
ドアが、バターンと音を
たてて、開かれてた。



(え――――…!?)



あたしだけじゃなく、他の
2人もア然として動きを忘れる。



(あれ……? だって、
鍵がかかってたはずじゃ……?)



男達がそう言ってた。



でも――やっぱり、
見間違いじゃない。



高い身長。白い肌。

走ってるせいで乱れてる、
サラサラの髪。



そこにいるのはまぎれもなく、

あたしの求めてやまない――…。


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