STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
手当たり次第にマスター
キーで鍵を開け押し入れば、
中の客は当然大仰天だ。
たいていは行為の最中で
ベッドの上でギョッとして
終わりだったが、中には
外まで自分を追いかけて
来る男もいた。
イラ立ちながらそれを
振り切り、また次の部屋
へと押し入る。
もうそれを何回繰り返したか。
入っても入っても汐音に
たどり着けず、那智は
もどかしさで体がバラバラに
なりそうなほどだった。
「汐音っ――どこに
いるんだ――!?」
_
キーで鍵を開け押し入れば、
中の客は当然大仰天だ。
たいていは行為の最中で
ベッドの上でギョッとして
終わりだったが、中には
外まで自分を追いかけて
来る男もいた。
イラ立ちながらそれを
振り切り、また次の部屋
へと押し入る。
もうそれを何回繰り返したか。
入っても入っても汐音に
たどり着けず、那智は
もどかしさで体がバラバラに
なりそうなほどだった。
「汐音っ――どこに
いるんだ――!?」
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