STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「あたしは、
愛想つかしたりしない。

わかるもん。過去を忘れる
のって、そんなに簡単じゃ
ないって……」



むしろあたしにだって、
その方法はわかんないんだ。



あたしも家を飛び出した。

家族も捨てた。



でもそれは本当の意味で
決別したわけじゃない。



あたしだって負った傷を
放置したまま、ただ必死に
その日一日を生きてるだけ。



それだけじゃ先に進めない
ことはわかってるけど……

でも、どうしようもなくて……。


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