STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「だから何? あの時って
いつよ?」
「男からオレを助けようと
してくれた時だよ。
汐音、男に体当たり
くらって脳しんとう
起こしたけど。
気を失う前に、言ったじゃ
ないか」
「気を失う前……?」
麻酔で眠らされてさらに
また寝て、今日のこと
なのに何だか数日前の
ような感覚になってる。
だから懸命に遠い記憶を
探り――そうして、
あたしは固まった。
(お、思い出した……!)
あの時、自分が口にしたこと。
_
いつよ?」
「男からオレを助けようと
してくれた時だよ。
汐音、男に体当たり
くらって脳しんとう
起こしたけど。
気を失う前に、言ったじゃ
ないか」
「気を失う前……?」
麻酔で眠らされてさらに
また寝て、今日のこと
なのに何だか数日前の
ような感覚になってる。
だから懸命に遠い記憶を
探り――そうして、
あたしは固まった。
(お、思い出した……!)
あの時、自分が口にしたこと。
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