STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
少し乱れた呼吸でそう
言ったら、那智はクスリと
イジワルに一笑した。



「それはウ・ソ。

キミはオレに期待してる。

いや――キミの体は、かな」



「――――!

き、期待なんてしてな――…!!」



また、全身が焼けるみたいだ。



恥ずかしい。



こんなことされて喜ぶ女だ
なんて、思われたくない。



思われたくない、のに………。



「やぁっ……!」



耳元に顔をうずめたまま
那智の手があたしの脇腹の
辺りを撫でただけで、また
抑えられない声が出ちゃう。


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