STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「それじゃあ最初から
そのつもりで――!?」



あたしに声をかけたり、
写メで盗撮したりしてたんだ。



「依頼するのには、キミ
みたいなコがピッタリ
じゃないかって思ってね」



那智は素直にそう認めた。



あたしは全部コイツの
計算ずくだったことが心底
腹立たしくて、頭を掻き
むしりたい気分だった。



でも―――その次に那智が
言った言葉で、あたしの
体はギクッと強張ってしまう。



「――いい加減疲れて
るんだろ、そんな生活」


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